口コミを見て転職するならどちらの会社を選ぶ?やりがいは?

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創業したばかりの会社で働くことは、”やりがい”があるけれど、ブラックに近い形で仕事をする覚悟が必要です。

業務内容と募集要項だけを見て、目的意識がなく漠然とした気持で採用されてしまうと、結果的に自分の居場所を失うことに。

創業者のビジョンは、2つに分かれます。

●業容拡大して上場する
●そこそこの規模のままでいい


どちらも、一長一短。正解はありませんが、若い人にとってやりがいがある職場ということになれば、上場を目指している会社でしょう。

ビジネスパースンにとって、上場企業の創業間もないころのメンバーであることは一つの勲章です。どんな優績表彰よりも価値があります。

その実績だけで、ヘッドハンティングの会社から声がかかるかもしれません。


もし、次のような口コミの会社があったときに、この会社を受けてみようと思いますか?

<A社の口コミ>

【2014】
〇バイトのような人を長時間使って1日あたりいくらというお金の払い方をしているのもみました。
〇いま考えると最低賃金下回っているようでしたしグレーなところがあったのかもしれないです。


【2013】
〇【有給休暇の取りやすさや申請方法】取れない 。

この口コミからは、ブラックな企業イメージしか感じられません。これ以外にも口コミはありますが、いずれも同じようなコメント。

不満で辞めていく社員も多いと思いますし、転職先として受けてみようという気にもならないでしょう。


では、次の口コミはいかがですか。

<B社の口コミ>

【2018】
〇中途採用でしたが、前職とほぼ同じ給与となりました。試験や面接がすべて終了し、入社前の相談面接で給与や休みの相談などができます。

〇しかし休みはとても取りやすく、仕事が早く終われば周りと関係なく定時で帰れるのでお釣りはたくさん来ました。

〇イベントの前は残業もありますが、忙しいときでも私は1日1~2時間ほどしか残業したことはないです。

〇チームのリーダーになったりすると残業はあるかもしれませんが、これも一人でやる範囲をその日全部こなせたら早く帰れます。

【2017】
〇「ロボット」になってしまわずに、どうするべきなのかなど仕事の本質的な部分にも目を向けることができた。

〇常に考えて動くことが求められています。なので安定志向の人向けではないかもしれません。

〇自分の業務以外にも他の職種を具体的に見れるような機会があれば、その人の目指したい方向性などについてさらに深い部分まで考えることができる

【2016】
〇体育会系の精神論で乗り切ろうとするだけのケースが多い上、やっぱり正社員とその他で距離感が大きすぎる。
〇勉強会やワークショップなどもやっているようで、向上心は刺激されますが、やはり正社員のみ。


【2016】は年度ですが、非正規社員が教育体制に不満を感じています。しかし、【2017】、【2018】と、年を追うごとに労働環境が改善していく様子がよくわかります。

この会社なら入りたい! と思いませんか。


実は、A社もB社も同じ会社です。㈱アカツキという会社で、設立後5年9か月で東証1部に上場しました。

口コミサイト「カイシャの評判」のコメントで、創業期の【2013】【2014】と比べて、年を追うごとに社員の評判が良くなっていくのがわかります。

会社名 : ㈱アカツキ
設立年月日:2010年6月
上場年月日:2016年3月
事業内容 : スマホ向けゲームの開発
売上高 : 27,327 百万円(2019.3予想)
※前期比+25.4%
従業員数 : 183人
平均年齢 : 30.7歳
平均年収 : 6.380千円


私には、ゲーム業界の将来性はわかりませんが、現時点では、財務的にも優良企業であることには間違いないでしょう。


今では残業時間数も適度で、有給休暇もとれているようです。しかし、上場前の創業期には、かなりハードな労働環境だったことがわかります。

創業期に、社員一人一人に負担が大きくかかるのは、どの会社も同じ。経費を極力抑えたいという会社の考えもありますが、仕事の量と質に応じた人材が確保できないのも事実です。


この大切な創業期を乗り切ることができたのは、創業期のメンバーの上場を目指す熱い想いがあったからこそ。

でも、【2013】【2014】のときには、中途採用の社員にはこのシナリオが読めなかったかもしれませんね。




いま、㈱アカツキは、仕事のやり方を大きく変えています。

「外注」を上手に活用しているおかげで、社内での仕事配分がうまく調整できているようです。

正社員で固定化すると、無理にでも仕事を作り出さないと生産性が悪くなります。非正規社員だけで乗り切ろうとすれば、非正規社員のモチベーションが下がります。

それを解決したのが、「外注」

もちろん専門性が高い業種ですから、どんな外注先でもいいというわけではなかったようです。

何社も取引したなかで、最終的に残ったのがHELP YOU という会社。

オフィス業務を幅広い分野で代行している会社ですが、とても高い専門性を持っています。


㈱アカツキの労働環境が大きく改善したのも、HELP YOU への外注がキッカケになっているのは確かです。

HELP YOU への発注業務の内容は、取材先の営業リスト作成、原稿のシステム入稿、記事のライティング、クライアントへの確認まで一連の業務など、かなり幅広いようです。

外注業務が増えると、社員はますます要らなくなる?


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